英語版お台場マップ
言葉が違えが考え方も変わってしまう。
国際社会といいながら、意外とそれを実感することはありませんん。
でも身近にそれを見ることができるのが地図で、ネットで検索しても、国によって地図のデザインセンスというのは千差万別です。
観光立国を目指すなら、マップのデザインも国際色豊かに
日本発のマンガやアニメのおかげで、今や世界中からたくさんの人が、日本人でも行かないような場所へ観光旅行に来るのがカルチャー大国ニッポンの現状。
そこで日本語以外でも観光マップをという需要は増えていて、また、既存のマップを英訳したりすることで、広く地元を知ってもらおうという活動は盛んなようです。
寺社、観光地 英文マップで街を回遊 河北新報
都内ですと、お台場の施設には4か国語くらいのイラストマップが常時置いたありますが、色合いやデザインが、微妙に日本人向けとは違うように感じるものがあります。
これ、書かれている言語が違うからかとも思ったのですが、最近、偶然ハワイの観光マップを見たのですが、その色合いは日本人では絶対にデザインできない鮮烈なもので、「マップも国際化しないといけないのかな」と感じたものでした。
ジャパニーズオリジナルとおもてなし用マップ
海外からの観光客へのおもてなしという観点からは、その国の言葉やその国の感覚で見ることができる観光マップは絶対に必要ですが、同時に、日本に来たことを実感してもらって、ついでに観光マップがおみやげになるような、そんなジャパンオリジナルのマップがあってもいいようにも思います。
マップは文字と図案の融合で、書籍や絵以上に個性を出すことができる媒体。
ジャパニーズカルチャーが世界に発信するマンガやアニメにも共通するものを、マップも持っているはずです。